押出制御メリット
押出量は、成形機の周辺の温度や原料の特性(再生原料など)により、短期的に変化します。
また、スクリーンの詰りやスクリューの磨耗等により、中・長期的に減少していきます。
まぜコンでは全ての原料、1種類に対して1つの計量システムを配置しているので、原料消費量を常時計測し、押出量を瞬時に算出します。
【押出制御無】
スクリュー回転数一定の場合、押出量は常に変動します。
【押出制御付】
押出量を一定にする為に、スクリュー回転数を制御します。
押出量を一定にすると・・・
製造量UPが見込めます | 押出量低下に引取速度を合わせるのではなく、押出量を一定に保ち製造量をUPさせます。 |
---|---|
フロストラインの変動が抑えられます | 押出量一定なので、変動に合わせて、引取速度やエアリングの調整不要。 |
再生原料も使用出来ます | 再生原料は変動が大きいですが、変動を感知しスクリュー回転数調整を行います。 |
押出量ムラによる幅の変動を抑えられる(Tダイ) | Tダイでは変動・ムラは、そのまま幅の変動につながります。 |
その他にも・・・ 基準押出量の数値化:成形時の押出量が数値で画面表示される為、最適な成形状態を確認出来ます。製造時間の把握:押出量が一定になる為、引取速度も一定になり、製造時間の管理・確認が簡単になります。