高温・高圧まで必要がない樹脂やコゲの汚れは、煮沸洗浄をお勧め。
ブラッシングなどは不要なため、ダイスなどのメッキにも傷なし
ボイルコンテナー(BC)

動画:投入(4.78M)
動画:結果(3.45M)
洗浄剤と温め効果で焦げを浮かせて取る
圧力洗浄装置(SP,MP)に入らない、大径のダイスや金型も同じように清掃は大変です。ボイルコンテナーは、高温・高圧までは必要ない焦げや付着樹脂、着色、軽微な汚れを洗浄液に浸けおくだけよりも簡単に、綺麗に取り除ける状態にする装置です。重量物も簡単に清掃できます。
重量物の穴の中は、メッキがきれいに出来ていないので、擦る洗浄では傷がつきやすく、インフレーション成形のダイスでは、傷が原因での樹脂残りが発生し、樹脂切替時間が倍になってしまうこともあります。
こんな問題も、ボイルコンテナーがサクッと解決します。
・インフレダイスなら
- → メッキ剥がれがなくなりダイス寿命up↑
生産時の焦げ剥がれがなくなり不良Down↓
清掃の手間、大幅Down↓
・ギアポンプなら
- → 傷がつかなくなりポンプ寿命up↑
生産時の異物減少し不良Down↓
清掃の手間、大幅Down↓
■関連商品
金型用:メタルプレッシャー
長尺用:スクリュープレッシャー
洗浄液:ゲル・ピカ ラボ(圧力洗浄専用)
ゲル・クリーン+(パージ、塗布、浸置用)
よくある質問
特徴
焼かない
傷つけない
対象物の寿命増加
誰でも簡単
時間短縮
綺麗な仕上がり
不良率DOWN
POINT!!
- ・焼かないから金属劣化を起こさず、金属表面が荒れません。
- ・カッターなどで削ったり、たたく必要がないため対象物に傷がつきません。
- ・焼かない、傷つけないので対象物の寿命が延びます。
- ・いくつもの安全機能を有しているため、安心してご使用いただけます。
- ・操作が簡単なので、誰でも均一な仕上がりになります。
- ・洗浄中は他の作業ができるため、実作業時間を短くすることができます。
- ・清掃のしにくい複雑な形状の物でも楽に洗浄できます。
- ・今までとれなかったコゲなどの異物も洗浄できるため、生産中の異物発生率を下げます
洗浄事例
洗浄例① ダイスの場合

洗浄前

汚れた穴と溝

ダイスが傷ついている様子
研磨剤と電動ブラシを用いて4人で2~6時間かけて清掃していましたが、表面に傷がついてしまい、傷部分に付着した焦げが異物の原因となっていました。また、穴の内部などはきれいに清掃することが出来ませんでした。

装置洗浄後簡単に
焦げがはがせる状態

水拭き後

洗浄後の穴と溝
装置から取り出したダイスは、10分間の水拭きと穴の中のブラシ洗浄だけで清掃完了。手の届かない溝や穴の樹脂も簡単に取り除けるので、大幅な作業の簡略化が出来ます。
仕様・外観図
形式 | BC570 | BC1000 |
---|---|---|
対象物寸法(mm) | φ550 - H700 | φ900 - H950 |
本体寸法(mm) | φ580×H800 | φ1000×H1170 |
電源電圧 | 三相 200V 20A | 三相 200V 30A |
洗浄液使用料(目安) | 100L
|
400L
|
洗浄時温度 | 90℃ | 90℃ |
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